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見込に描かれた「なにこれ?」シリーズ
まだ寒いですね…。

こんなに寒い中、海外からも御観光の方が見えております。



今回は、一応美術学校卒の店主の私が「なにこれ?」と疑問を浮かべるシュールな絵付けを取り上げてみました。
見込とは、器の内側を指します。

絵付けをする場合、とても困難な箇所でもあります。

その御蔭で、とても愉快な絵付けが生まれたのだと感じます。



まずは、九谷の向付の見込に描かれた…。なんでしょう…。きっと、色を概念抜きで拝見しないと見えてこないと思います。

おそらくですね…。

う〜ん。おそらく『うさぎ』です。

野を駆け回るウサギを一生懸命描いている!と感じます。そして、仕上がった色ですよね。きっと描いた方も「しまった」と思ったはず…(想像です)

九谷の得意とする紫が入った事により、焼き上がった時に、この世の生き物ではなくなった様子が伺えます。





次に、この紫色の生物ですが…。

魚…であろ〜雰囲気は伝わります。

しかし、よ〜く見ると、髭があります。

にょ〜っと、伸びる髭に…。まさかの『鯉』と言う疑問が浮かびます。

こちらは伊万里の向付の見込に描かれておりますが、実に色彩からして九谷寄りに感じますが、表の絵付の色彩は伊万里なんです。

少し、唐草文様もゴージャスに描かれておりますので輸出用に造られたのではないかと思います。

是非、店頭で確かめて下さい。





最後に、こちら…。

常連さんでしたら、一度はご覧になった方も多いはず。

結構、長い事、店頭にあります。

割と回転の早い希ですが、こちらの菓子器は、見込がご覧のように、ちょっと…。グロテスクなもんで…、雲まで描かれておりますもんで…。。。

正直、店主は「ヘタ」と申し上げております。

このヘタな描き込み方を、味と感じて笑いと共に御使用頂ける方に、お持ち頂きたく、値引きもせずに、話のネタに、まだ置いてあります。

で、いったいこれは、何?

と言う疑問ですが。

私の想像ですよ。

正解なんて、この世にはないのですから(苦笑)

きっと『こうもり』です。



あの『こうもり』です。



なぜだか『こうもり』です。



そ〜、見えてきましたか?



コウモリだ!と仰って頂ける方、お譲りしますよ。



伊万里の菓子器、店頭価格5万円です。



さてさて、仕事に戻ります。



じっくり御覧頂きたい絵付。



まだまだ、ございます。



そのうち、アップ致しますね。