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6周年を記念して『蓮葉型蛙金蒔絵香合』
過去、お声掛けの多かった逸品の写真をアップ致します。

所有者のTさん(女性)には、御了承を頂きました。

「今一度、拝見したい」と申し出が多かった

『蓮葉型蛙金蒔絵香合』江戸後期
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懐かしいと仰る方も多いかと思います。

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問い合わせが殺到した記憶が甦ります。
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蒔絵の香合でも、得に大きく、見た目は重量感さえ感じますが、古い蒔絵ですので、とても軽く、程よい枯れ具合でした。中は漆黒塗となっておりました。

所有されたTさんに、先程、6周年を記念して画像拝借依頼をした所

「構いませんよ〜」

と、いつも通り軽やかなお答え。

こちらの香合ですが、店頭にあったのは、わずか10日前後だったと思います。

御決断をされたTさんには「流石です」の一言でした。

その後「蛙の香合、まだありますか?」

との、問い合わせが増えた記憶がございまして、過去を振り返り思い出す逸品と申しましたら、こちらの『問い合わせ殺到の金蒔絵』でございました。

まだまだ他にも、たくさんございますが、こちらは売約済みから1年後まで問い合わせがございまして、人の記憶に残る逸品だった事を記載させて頂きました。

人を魅了する逸品とは、このように控えめで自然体である物かもしれません。

黄金、ゴールドと聞きますと華やかなイメージがございますが、時を得た金蒔絵の質感には品格さえ漂います。

黒く見える部分は、銀が施されております。
こちらも時代と共に、自然と陰陽を際立たせるような落ち着きのある黒色として発色しております。

蛙と蓮の実部分は、漆塗りの特徴を上手く生かし、本物の蛙のような愛嬌さえ感じさせるお品でございました。

Tさんとの会話も忘れておりません。

「あまりキラキラした物は好きではないのだけど、こちらは一目で気に入りました。亜希ちゃん、私で良かったら譲って頂けますか?」

御丁寧なお言葉を頂いた上に、微笑むTさんのお顔を思い出します。


良い逸品が、良い方の元に納まる事に、今後も務めさせて頂きます。


店主拝