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功徳
書に関して、あまり取扱いはしないのですが、時に人生を変える程の出逢いが生じるのが『言葉』かもしれません。

本日は『言葉』について記載させて頂きます。


当店とやり取りを続ける中で、こちらの文面を贈らせて頂いた方も多いかと思います。
開店当初から店の裏側に貼ってあるのですが、折に触れ読み上げております。

功徳と掲げられている店に、何度か出逢った事がございます。
北鎌倉だけではなく、他県でも『功徳』と掛軸が床の間にある店に当たりますと、心の中で『おお〜』と頷きます。

私も店に『功徳』という書を掲げたく考えた事もありましたが、きっと『非売品』と、なんとも迷惑な札を下げる事になりかねませんので、店頭にはございません。

ただ、現在、お客様が腰をかけた目線に
『多逢聖因縁尋機妙』とフレームに入れ目立たぬ大きさで置いてあります。
これは、以前、こちらでも御紹介させて頂いているかと思いますが、以下のような内容が記載された用紙です。
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『多逢聖因縁尋機妙』(たほうしょういんえんじんきみょう)
という言葉があります。
「いい人に交わっていると、しらずしらずにいい結果に恵まれる」
ということだそうです。
いい人はいい物に通じます。
「いい物に交わっていると、しらずしらずにいい結果に恵まれる」
ともいえます。
そして聖因は勝因にもつながる尊い縁です。
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この2つの文面は、エラく響いた言葉でもございます。

たまに、なにげなく眼をやるとドキッとさせられる言葉の出逢いがあります。


本日は、以下のような発見を致しました。

とある古美術商の取扱い商品一覧表の中にあった、高見順氏の「ガラス」と題した色紙の文面です。
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ガラスがすきとほるのは
それはガラスの性質であって
ガラスの働きではないが
性質がそのまま働きになっているのは すばらしいことだ
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感想は…個々人それぞれですよね。


秋の風が吹きましたら、皆様、芸術の秋を共に楽しみましょう。

(北鎌倉は、まだまだ蝉がウダル暑さにねをあげたように鳴いております)